木印手記Blog

CUP BOARD

定番で製作している食器棚をオーダーして頂きました。

ご自身の使いやすい高さや奥行きをご相談いただきながらの製作でした。

w900 d400(上下共に) h1550

上段引き違い戸/モニュメンタル型ガラス/下段ガラリ扉/脚式/ナラ材/オイルフィニッシュ

見慣れないバランスでの製作でしたが、この食器棚の要素をギュギュッと詰め込んだ感じで、とてもいい感じに仕上がったと満足してます。

 

設置後の様子。塗り壁の自然な雰囲気にも馴染んでいます。

隣にはレターボルダーと壁付けキャビネットもご愛用いただいております。

 

別棟の倉庫には店舗で什器で使っていたスチールの棚もご購入いただきました。場所を変えても活躍してくださいね。

シンプル座卓/シンプルベンチ

オーダー家具のご依頼。

お家の中にサンルームがあって、そこを囲むようにしてシンプルな座卓兼ベンチを2台同じデザインでとのリクエスト。

繋げて長椅子にしたり、合わせて広い座卓にしたり、想像するだけでも使いかたに広がりを感じます。

 

極力シンプルなコの字型

合わせやすく繋げやすい直角

梁部材は通しホゾにクザビでアクセントに。

お子様がお絵描きしたり、プラレールの作業台にしたりされてるそう。

ご来客の際にはベンチとしても活躍する予定だそうで、楽しい時間にもお使いいただけて嬉しいです。

FIELD TABLE SHINA “finished”

新商品のおしらせ

ご存知(?)FIELD TABLEのシナ合板を木目と色味をのこし、かつ汚れ止と撥水効果を施し、仕上げました。

シナ合板は塗装下地にも適した木目の凹凸の少ないスベスベとした良材ですが、そのままでは汚れが直ぐつきます。

いつものオイルフィニッシュだと、ちょっと黄ばんだ色味でシナの良さを損ねかねません。

最近出会った仕上げ塗料は、木の素地に近い仕上がりになるオイルフィニッシュ。

ご覧の通り、シナ本来の美しい木目をのこしつつ、汚れに強く、程よく撥水もしてくれます。

これなら気兼ねする事無く家族で長く使っていただけそうです。

もちろん、木ですから完全な防水はできませんので、悪天候(雨、嵐)の屋外でのご使用には向きませんが、さわやかな晴れの日には原っぱにでも持って出て使ったりしたら眩しく映えるでしょうね〜。

↓こんな感じで、付属のベルトを使ってもらえば組み立て時にもバラけることなくご使用いただけます。 もちろん、使わない時には↓このようにベルトで束ねておけば置き場に困る事もありませんし、持ち運びも簡単ですよね。 FIELD TABLE SHINA "finished"は6月17日からの店舗再オープンから店頭でご覧頂けますし、それに先立ってオンラインでも販売をスタートしておりますので、是非チェックしてみてください!

 

"PLAY! MUSEUM"

あたらしい美術館がオープンします。

当初4月のオープン予定でしたが、コロナウィルス感染拡大防止のため延期されておりましたが、6月10日にめでたく開館されます。

で、kijirushiでは、そのこけら落とし企画展 "tupera tuperaのかおてん." 開催と、常設の読書コーナーに合わせて小フェイスをお使いいただけることになりました。

その他のコラボレーション作品、ウホウホンダナ・フェイス・ホーホーホルダーのミュージアムショップでのお取り扱いもして頂けます。

もちろん感染防止に心がけながら楽しみましょう!

PLAY! MUSEUM

〒190-0014
東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3
Tel:
042-518-9625(PLAY! MUSEUM)
042-518-9627(PLAY! PARK)

atelier Roughatour & accsesories mau展 開催のお知らせ

楽しみな2月の展示会のお知らせです。

3年ぶりとなるatelier Roughatourさんの洋服と、今回初めてとなるaccsesories mau さんのアクセサリーの2人展をKIJIRUSHIにて開催します。
お二人の作品からあふれ出るのは、細部にまでこだわり、研ぎすまされた丁寧な手仕事とセンス。
気心の知れたお二人のコラボレーション、そんな特別な時間を共有しませんか?

atelier Roughatour
”西部開拓時代の日常着”というのは個人的な印象ですが。簡素でありながら麻生地の風合いに合うデザインと、色、糸、縫製、そのどれもが調和した特別な日常着を作られます。
ご自身で「農婦・農夫をイメージした丈夫で動きやすいもの、洗濯機でジャブジャブ洗って、また当たり前のように着る」とおっしゃる様に、経年で褪せていく色や体型に馴染んでいく様は、木印の家具とも重なる部分を感じます。
できたての新鮮さももちろん良いですが、使い込んで馴染んできた味わいは一入です。

accsesories mau
シンプルなものや凝ったデザイン、どれもとても繊細なのにどこか大胆さがあるアクセサリーたち。
それは彼女から湧き上がる魂のようにも見える。
そして、すっと身に着けやすく肌馴染みがびっくりするほど良い。
小さいお子さんを含めた4人の子を持たれる母でもあり、仕事と子育てを両立されている尊敬する方です。

初日は、そんな両作家さんが在廊予定となっています。
素晴らしい作品とお2人にぜひ会いに来て下さい。
※混雑する事が想像されますので、入店が入れ替え制でのご案内になる可能性がございます。
予めご了承くださいませ。
atelier Roughatour × accsesories mau
2020.2/7(金) ~ 15(土)
※期間中は休まず営業致します
KIJIRUSHI : 京都市北区紫竹上緑町26-1
11:00~17:00
mail@kijirushi.net
www.kijirushi.net

ぼくとわたしとみんなの tupera tupera 絵本の世界展コラボレーション

現在、美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階)で開催中(~12/25)の  "ぼくと わたし とみんなの tupera tupera 絵本の世界展"  にkijirushiも京都コラボ企画に参加させていただいております。

お話をもらった今年の2月から、何を作ろうかな~?とぼやぼやしてる間に時間は過ぎ、打ち合わせを迎えていました。

tupera tuperaさんと話していて、2人から飛び出すアイデアや、息のあった意思疎通に「さすが!」と驚きつつはっきりとしたアイテムの決定には至っていませんでした。おのおのでアイデアを出し合うことになり、しばらく経った9月の末に一通のLINEが入りました。

kijirushiのレターホルダーがフクロウになっています!

なるほど!と。そのフクロウを見て自分の役割がわかった気がしました。そうして僕からは顔の椅子や動物モチーフの絵本棚を提案させていただきました。

 

モックアップを渡し、座面の顔とゴリラの図案を考えてもらいます。

送られてくる原画や図案はどれも初めて見るものですが、やはりtupera tuperaさんの特徴的で可愛く、オモロなセンスが溢れていて、良いモノに仕上げようという気力がメキメキ湧いてきます。

 

絵本棚とレターホルダーの絵柄は図案を忠実に再現できるようシルクスクリーンを使う事にしました。

genediction名義でシルクスクリーンの作家活動をしている笠巻くんにお願いして工場でプリントする事にしました。

実際に刷ってもらうと、プリントにも力加減やその他諸々経験の成せる技が詰まっていて奥深さを感じます。

僕たちとしては作業の全てが凄く新鮮で、仕上がりの良さにも大満足。シルクスクリーンの可能性を感じるいい機会でした。

 

レターホルダーは "ホーホーホルダー" と名付けられました。

羽を重ね合わせて手紙を大事に包んでくれているような様子を絶妙なバランスでデザインしてもらっています。

目には真鍮のカシメ、鼻は貫通穴です。裏の顔も実は愛嬌たっぷりなんです。

絵本棚は "ウホウホンダナ" と名付けられました。

原画サイズより一回り大きくなり、ゴリラの迫力と、優しい表情のバランスが素敵です。

こちらも重ねた手で大好きな本を優しく抱えてくれています。

持ち運びには鼻の穴がとっても便利、その様子はとっても可笑しい。

黒光りしたこちらの材料には高級木材ウォールナットを使用しています。

 

レターホルダーとゴリラ本棚が完成した後、一度は諦めかけた顔椅子の製作を再開しました。

背もたれのアーチはナラ材を蒸し曲げ成型したもの、構造はウィンザーチェアを参考にして、その構造を活かして顔のパーツにします。

最大の特徴である大きく開口した口は、まるでお尻を齧ろうとしてるみたい。

しかし、見た目以上に座り心地の良いところも特徴なんです。

"フェイス"と名付けられました。

このようにして無事に11月23日の展覧会初日に間に合う事ができました。

これらのアイテムは会場の伊勢丹京都の美術館「えき」KYOTOはもちろん、紫竹のKIJIRUSHIでは、このコラボで描いていただいた原画と共にディスプレイしています。

今回の企画には、他にoeuf coffeeさんや "ちせ" の谷内亮太さんとtora jamさん、モリカゲシャツさん、絵本カフェ"Mebae" さんや、京都の出版社"ミシマ社"さんも今回の為に特別なコラボアイテムを作られて、会期を盛り上げています。

詳しくはtupera tuperaさん肝いりの手作り「KYOTOコラボMAP」でご覧頂けます。

各店舗と美術館「えき」KYOTOにて配布されていますので、是非マップ片手にお店巡りもしてください。

 

肝心の展覧会、僕は横須賀と三重県で拝見してきましたが、驚く程の充実ぶり。サービス精神たっぷりの内容なので、たっぷり時間をつくってじっくり見られることをお勧めします。

会場以外の場所 (今回の場合は伊勢丹百貨店全館) にも隠れtupera tuperaがたくさんあるみたい、そんな遊び心たっぷりの "みんツペ展" を是非見に行ってください。

 

あらためて、今回こんな貴重で嬉しい機会を頂きましてありがとうございます!